2008年2月9日土曜日

しゃべるなDJ

主に中学生位の頃、
FMから流れる音楽を録音して
個人でよく楽しんでいた。

ちゃんとステレオで綺麗に録りたいから
電波がしっかり入るように近くの電気屋さんに頼んで
屋根の上にアンテナを立てもらっていた程だ。
(今思うにこれは普通のテレビアンテナだった気がするが)

毎週FM雑誌も買っていて
何日何時にお目当ての曲がかかるかをチェックしてた。

勿論メディアはカセットテープ。

几帳面にカセットに曲を並べて録音したかったから、
録音も一発勝負なのだ。

そこで問題だったのは
番組のDJが一体どのタイミングで曲をかけるのか。
アーティスト名、曲名、を言ってからなのか、
曲名を先に言ったらその後アーティスト名は言うのか言わないのか。

また予想以上に曲が長く
テープの残り時間が足りなかった事もしばしば。
特に録っておきたかった曲だった場合なんかは
渋々B面からフェイドインさせたりした事もあった。

それから
よく曲の途中からしゃべりだすDJもいたが、
これは最悪だった。

だからいつもエアチェックしている時は
カセットデッキの録音ボタンに触れるかどうしようかという判断を迫られていた。
相当集中していたと思う。

今思うとこうやって聞いていた音楽は忘れてない。

当時好んで聴いていた音楽は主に映画音楽だったが、
今となってはなかなか聞くことの出来ないものも中にはあったと思う。

録音していたもので今聞きたいと思っているのが
「アウトサイダー」って映画で使われていた
スティーヴィーワンダーの「StayGold」。
実は現在販売中のCDでも聞くことは出来るのだが、
その当時録音していたものは映画の中で使われていたヴァージョン。
(劇中ヴァージョンは今のところCDで販売されているのを見たことがない。)

最初に聞いた印象が強いせいか、
この劇中ヴァージョンの方が個人的には好き。
(新録より劇中Ver.の方が若干Keyも高かったんじゃないかな)

テープを探してみようかな。
しかしカセットデッキも動くか心配なものだ。

久しぶりにこの映画のDVDを借りてみようかな。